ジャパニーズウイスキー/Japanese Whisky

2016年07月24日

日本国産のウイスキーは、モルト・ウイスキーと、ブレンデッド・ウイスキーの2タイプが主流で、

そういう点ではスコッチ・ウイスキーに似たタイプのウイスキーといえるでしょう。

 

日本で初めて本格的なウイスキー造りに乗り出したのは、サントリー株式会社の前身、

寿屋の鳥井信治郎でした。

彼は、1923年に大阪府山崎にわが国最初のウイスキー蒸留所を建設します。

蒸留、熟成ののち、1929年に本格的な国産ウイスキー第1号「サントリーウイスキー白札」を発売しました。

 

2番手が、今のニッカの前身である大日本果汁株式会社で、1934年に北海道の余市町に工場を建設、

1940年に「ニッカウヰスキー角瓶」をリリースしました。

 

第2次世界大戦後にスタートした主なウイスキー・メーカーは、1945年に登場した東洋醸造(現旭化成)、

1946年の大黒葡萄酒(現メルシャン)、1974年に発売を開始したキリン・シーグラム(現キリンディスティラリー)、

「イチローズ」で知られる埼玉県秩父のベンチャーウイスキーなどがあります。