【平和館のちょこっと豆知識】まろやかさと甘みの国産ウイスキー♪人気銘柄ランキング

2015年12月01日

「ニッカウヰスキー」の創業者夫妻をモデルにしたドラマ『マッサン』で、一躍注目をあびるようになった国産ウイスキー。

 

また「山崎」が、イギリスのウイスキーガイドブック『ワールド・ウイスキー・バイブル』で「言葉にできないほど天才的」とまでいわれ「世界最高のウイスキー」と評価を受けるなど、その注目はいやが上にも高まっています。

 

スコットランドのパブに行けば、並み居る現地のスコッチが棚に勢揃いする中で、山崎だけはかならず置いてある、という話もあるほどです。それほど人気のある国産ウイスキー、最近ではどの銘柄に人気があるのか。わかりやすいランキング形式で見ていってみましょう。

 

 

 

1位 サントリー 響 12年 700ml

 

厳選された酒齢12年以上のモルト原酒と、それに抜群の相性を持ったグレーン原酒をブレンド。さらに梅酒の熟成に利用した樽を用いていることが特徴で、甘く華やかな香りを立ち上らせます。口に含むとほどよいピート香が広がり、上品でやわらかな甘みの味わいを楽しめます。余韻には適度な酸味とスパイシーさが後を引き、非常に完成度の高い仕上がりになっています。価格も比較的リーズナブルであることも人気の秘密です。9月で販売終了となっておりますので、在庫のあるうちにお早めに。

 

 

 

2位 サントリー 響 17年 700ml

 

サントリー創業90周年を記念して1989年に発売されたもので、現在にいたるまで根強い人気があります。きびしく選びぬかれ、吟味された酒齢17年以上の長期熟成モルト原酒30数種類とグレーン原酒をブレンドし、後熟にも贅沢に時間かけて絶妙に調和した華やかさと深み。サントリーの技術の結晶ともいえる逸品です。国産ウイスキーに何を選ぼうかと迷ったら、まずこの銘柄をおすすめします。

 

 

 

 

3位 サントリー シングルモルトウイスキー 山崎 18年 700ml

 

厳選・吟味された酒齢18年以上のシェリー樽で充分に熟成されたモルトを中心に、ゆっくりじっくりと後熟。とにかく熟成感と奥行きの深さがすばらしいフルボディタイプです。赤みがかった琥珀色も美しく、ドライフルーツやチョコレートの香りが印象に残ります。複雑で厚みのある味、後味の長い、森の湖のほとりにたたずんでいるような深い余韻も特徴的です。

 

 

 

 

4位 サントリー シングルモルトウイスキー 山崎 700ml

 

上にあげた山崎18年とは一桁価格が違いますが、そのリーズナブルさが人気です。比較的安価といっても、山崎を象徴するミズナラ樽貯蔵モルトを使用し、革新的なワイン樽貯蔵モルトなど複数の原酒を掛けあわせることでそれぞれの個性をいかしつつ、なめらかな口あたりと、やわらかく広がる甘さを実現させています。

 

 

 

 

5位 ニッカウヰスキー 竹鶴 17年 ピュアモルト 700ml

 

ピュアモルトのもつ本来の香り深みを存分に堪能でき、やわらかくまろやかな口あたりのなかに、凛としたボディの存在に驚かされます。気持ちのよいスモーキーさとウッディ感が調和して同居し、まさに熟成17年の円熟の味わいを楽しめるでしょう。後味は嫌味なく、すっきりとさわやかな風が吹き抜けるようです。

 

ランキング以外にも、おいしいウイスキーがたくさんあります!世界に誇るジャパニーズウイスキーを是非味わいましょう!!